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アバイ村で冷麺を

アバイ村内

冷麺専門店が並んだ通りを物色して一軒の店に入った。

まずはオジンオスンデ(イカの詰め物)を注文すると、きのうの屋台と同じで輪切りにしたものを油で焼いて持ってきた。

運んできた女性はイカの塩辛と大根の酢漬けをのせ、さらに醤油ダレをつけて食べると美味しいのよ、とやって見せてくれたが、たっぷりの油で焼いているのでイカの風味は薄れてしまっているようだ。

オジンオスンデ

うーん、茹でたては食べられないのかね。
それともこうやって焼くのが普通なんだろうか?

冷麺を茹でるところが見たかったが「いきなり厨房に入り込むのもどうかなぁ」とためらっているところに、ひとりのジイさんが入ってきた。
ご近所の人らしく店のオバちゃんたちとおしゃべりを始めたので私もそれとなく近づいてご挨拶。

まぁたいていは珍しがられて話の糸口がつかめるものだ。
案の定、片言の日本語で話しかけてくれた。

「ひとりで旅行しているんじゃ寂しいだろう?私と一緒ではどうだ?」などと冗談も出はじめたところで、お店の人に冷麺を注文。
ジイさんに「作っているところが見たいなぁ」と言ってみると「構わんだろ?」と厨房のオバちゃんに了解をとってくれた(やったぁ!)。

冷麺マシン

そば粉とジャガイモ澱粉を加えて練ったものを穴の開いたシリンダー状の機械から麺状に押し出しそのまま熱湯に落として茹でるのだが、麺が「うにょー…ん」と機械から出てくるところをぜひ一度見たかったのだ。

オバちゃんが大鍋のフタを取ると湯がものすごい勢いで煮えたぎっていた。

「危ないから」と言われ1メートルほど離れたところでカメラを向けた瞬間、粉は「ズバッ!」と瞬時に押し出され熱湯の中に消えてしまった。
この間0.1秒ぐらいだったかもしれない。

うにょーん…というのを期待していたのに…機械のパワー恐るべし。

冷麺

ジャガイモ澱粉を加えた麺は黒っぽい細麺で独特の歯ごたえがあり、スープとの相性もバツグンだ。

北朝鮮ではもともとキジ肉でスープのダシをとっていたようだが、今は鶏肉や牛肉を使い、ここにトンチミ(辛くない大根のキムチ)の汁を加えているらしい。
こうして作ったユッス(肉スープ)は濃厚ながら、クセや油っぽさはまったく感じられない上品な味わいである。

専門店の味はこうこなくちゃなぁ。

市販の生麺を水で割ったインスタントスープに浮かべて1000円とか1500円とか無謀にボッタくる新宿・大久保の韓国料理屋はこの味を知らないのだろうか?
酸っぱいだけの水割りスープにアバイ村のオバちゃんのツメの垢でも浮かべて飲ませたいものだ。


アバイ村全景
アバイ村全景

theme : 韓国旅行
genre : 旅行

tag : 韓国 一人旅 ソウル グルメ 旅行記 アバイ村

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自己紹介

ナグネ(旅人)

Author:ナグネ(旅人)
渡辺美巳(わたなべよしみ)
韓国の田舎を旅する、食いしん坊イラストライター。
「ご飯食べた?」が挨拶がわりの国。どこで何を食べるかは韓国を知る手がかりのはず!
gogo@jeonju.jp

呉煐玟(オ・ヨンミン)
ソウルの達人ガイド。
右下のTwitterでソウル情報や料理レシピをつぶやきます。
女性ならではの感性で個性的なオーダーメイドの旅を企画&ガイドします。
oh3047991@hotmail.com

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