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河回村の親戚

菊畑

河回村は私にとっては第二のふるさとのような場所だ。

長女のヒジョンが飛び出してきて私をハグし、手を引いて家に入れてくれた。
この家族はいつもこうなのだ。

1,2年に一度、ほとんど事前連絡もせずに訪ねる私だが迷惑そうな顔をされたことが一度もない。
まるで田舎に帰省したような…実際に親戚以上のぬくもりを感じるが、私もここではイモ(叔母の意味)と呼ばれているのだ。

台所にいたおばあちゃんが小さなテーブルを広げ、皆が食べているものと同じおかずを並べてくれた。私にだけ自家製のトンドン酒(濁り酒)が添えられている。

この家の主人(五章さん)が行くたびにトンドン酒とキムチで出迎えてくれるのをありがたくご馳走になっていたのが、いつの間にか私は「大の酒好き」ということになっているのかもしれない。

夕食

五章さん(私は「オージャン」と呼んでいる)はいつも韓服を身にまとい、いかにも韓国男児といった男らしい人だ。
ものすごい勢いで焼酎を空け、ブルドーザーのような勢いで畑を耕し、一息つくと私を車に乗せて暗くなるまでドライブしてくれる。それが楽しみで河回村を訪ねる目的のひとつにもなっていた。

この日は彼の姿が見えなかったが、酒好きの彼はいつも深夜に帰ってきたり、日中もいなかったりすることが多いのでとくに疑問は持たなかった。

お腹もいっぱいになり「さて寝よう」と頃になって両腕と首が赤く腫れあがり痛み出した。
束草の町でウロウロした際に紫外線対策を怠ったツケらしい。5月といえど海辺の日差しはバカにできないのである。

ヒジョンがジャガイモの薄切りをつくり、水泡ができかかった肌にぺたぺた貼ってくれた。
なんだかスゴイことになっちゃってるよ~~。

シップ

冷たくて気持ちが良い。
温まったところは剥がして氷の入ったペットボトルに載せて冷やしてからまた貼る、という作業をジャガイモの水分がなくなるまで根気強く続けてくれた。

赤さも腫れもかなり収まったところで離れの自宅に行って寝ることに。

夜中の1時過ぎだろうか…

突然私の布団の中に入ってきたのはヒジョンのお母さん(ヨンスギ)だった。
同窓会から帰ってすぐ会いに来てくれたようでスーツを着たまま、しばらく私を抱きしめてくれた。

「明日は一緒にオージャンのアパートに行こう」

あれ、オージャンは別居したのかしらん?
まぁ株とかも手がけていたみたいだから、子どもが大きくなって手狭な部屋を出て、よそに仕事部屋でも借りたのね。

それ以上は考えずに眠りについたのだった。



theme : 韓国旅行
genre : 旅行

tag : 韓国 一人旅 旅行記 河回村

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自己紹介

ナグネ(旅人)

Author:ナグネ(旅人)
渡辺美巳(わたなべよしみ)
韓国の田舎を旅する、食いしん坊イラストライター。
「ご飯食べた?」が挨拶がわりの国。どこで何を食べるかは韓国を知る手がかりのはず!
gogo@jeonju.jp

呉煐玟(オ・ヨンミン)
ソウルの達人ガイド。
右下のTwitterでソウル情報や料理レシピをつぶやきます。
女性ならではの感性で個性的なオーダーメイドの旅を企画&ガイドします。
oh3047991@hotmail.com

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