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胃袋ストライキ

ヒジョンは帰ったが、なぜかその直後から胃腸の調子がおかしなことになった。
あまりの暑さに冷麺やパッピンスを食べまくったのが災いしたのか、胃がまったく動かなくなってしまったのだ。

こういうと「おなか壊したね」と言われてしまうがそうではない。
痛みがあるわけでも下ったわけでもない。ただ胃袋と腸が示し合わせてその働きを一切止め、「もう何もしないもんねー」とストライキに入ってしまったようなのだ。

従って空腹も感じることなく食欲ゼロ。はじめのうちはダイエットのつもりで軽く考えていたが、体力は確実に落ちてゆく。
やがて目と鼻の先に行くにもタクシーを拾うようになって「これはまずい」と思い薬局へ行き、漢方っぽい粉薬と毒々しいグリーンの錠剤を処方してもらった。

胃薬


だが相変わらずイブクロのヤツは活動を停止したままでピクリともしない。

(珍しく)ゲタさんが「お昼をご馳走してやる」とカルクッスの名店「ベテラン」に連れて行ってくれたがスープをすするのが精一杯。

ゲタさん

「おや、食わないの?」

全州に滞在中、何度もお食事のお招きを頂いた。
ホテルの社長さん、観光会社の社長さん、製紙会社の社長さん…がご馳走をしてくださると仰るが、のどを通ったのはご飯のおこげにお湯を注いだ「スンニュン」の上澄みだけ!
こんな絶好のチャンスに胃袋の謀反に遭うとは…(涙)

悔し涙を流しながらソウルに戻り、その晩は誰にも会わずに過ごすことにした。

仁寺洞で泊まった宿の近くにマンドゥ(大きな餃子みたいなもの)の専門店があったのでスープをすすって夕食に…とほほ。

マンドゥクッス

豆腐やモヤシがいっぱい入ったさっぱり味のマンドゥ。

翌日は久々に呉さんと会った。
イブクロが不機嫌なことを話すと、「栄養をつけなくちゃ」と言ってソルロンタン(牛骨スープ)の専門店に連れて行ってくれた。金大中大統領も来たことがあるという名店だ。

ソルロンタン

濃厚なスープは受け付けないんじゃないかと心配したが、ひと匙ごとに身体が養分を摂取しているという実感があり、いつの間にかすっかり飲み干してしまった。

不思議なことにこの後から胃腸は再起動を果たし、じわじわと調子を上げていくのだが、「胃に歯がある」と言われる本来の感覚を取り戻したのは、帰国する飛行機の中で機内食を食べたときであった。

…くそう、口惜しいなぁ。





theme : 韓国旅行
genre : 旅行

tag : 一人旅 韓国 旅行記 全州 グルメ

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ナグネ(旅人)

Author:ナグネ(旅人)
渡辺美巳(わたなべよしみ)
韓国の田舎を旅する、食いしん坊イラストライター。
「ご飯食べた?」が挨拶がわりの国。どこで何を食べるかは韓国を知る手がかりのはず!
gogo@jeonju.jp

呉煐玟(オ・ヨンミン)
ソウルの達人ガイド。
右下のTwitterでソウル情報や料理レシピをつぶやきます。
女性ならではの感性で個性的なオーダーメイドの旅を企画&ガイドします。
oh3047991@hotmail.com

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