引き続き「近代歴史博物館」に展示された写真を眺めていきます。

これは今いる建物が面している聖王路の1960年の姿。
当時から道幅が広かったのですね。

白馬江(錦江)でしょうか、バスが大きな筏で渡っている光景です。後ろは「自温台」かな?
むか~~し、百済の王様がこの河で釣りをされたとき、王様のお尻が冷えてはいけないと岩が自ら温かくなったという伝説がある場所です。

これも白馬江です。
扶余観光のハイライトである遊覧船ですが、1958年にはこんなのんびりした光景が見られたんですね。
現在は軍船を模した大きな船が行きかう白馬江ですが、こんな小舟で観光できた時代がちょっとうらやましくなる写真です。

定林寺址の石仏が野外にいらっしゃった頃の写真です。五重石塔も写っていますね。
史蹟に関する展示の中の一枚で、説明文のいたるところに日帝とか強占期といった文言が見られます。

扶余は観光地として昔から人気があったようで、こうしたリーフレットがいくつか展示されています。
「扶余古蹟名勝案内」は日本統治時代に作られたものですが、おもな見どころを見やすく紹介していますね。
写真はとにかくたくさんあるので、興味のある方は時間をたっぷりとって見に行ってください。

最後に建物の裏側に回ってみました。
ちょうど誰かの視察があるとかで足場が組まれており、じっくり眺めることができました。
建物はコンクリートでしっかり補強され、看板の裏側もトタンが張られていますね。
それにしても、日本家屋の復元というとなぜか必ずコゲ茶色の木材が多用されるのはなんでだろうなぁ?
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