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【7】粟浦の夜が更けて

粟浦(ユルポ)の海はもう真っ暗。
ステキな眺めは明朝の楽しみにして、まずは刺身を食べに行くことになった。

田舎は日が落ちるとアッというまに暗くなってしまう。
時おり車が横を走り抜けて行くだけで、周囲にはほとんど建物もなく人通りも少ない。

スネさんは道で出会う人に声をかけては刺身屋を教えてくれと頼んでいるようだったが、思考回路がマヒしたトリアタマの私はこの時の様子をよく覚えていない。

足元もよく見えない道をスネさんの白いシャツを追いかけるように歩いているとやがて店頭に大きな水槽を置いた刺身屋の灯りが見えてきた。

刺し身のおかず

はじめに野菜のおかずやキムチ、コハダの刺身をセリや生野菜とともにコチュジャンであえた「チョノムッチム」が出てきた。

チョノムッチム

メインの刺身はコハダを細切りにした「チョノフェ」というらしい。

チョノフェ

コチュジャンをたっぷりまぶし、生にんにくとともに葉っぱにくるんで食べる。

アジのタタキ風でひと切れあたりが小さいせいか「刺身を頬張っている!」という満足感には遠いが、さすがに海辺だけあってプリプリと歯ごたえがあって美味しい。

食べながら話を聞くと、スネさんには徴兵をすませた息子と娘がいて、ふたりともアメリカで暮らしているという。
子育てを終えたスネさんは第二の人生を謳歌中といったところだろうか。

おかずの一品として出された親指ほどのふかし芋が気に入ったスネさん。
厨房に入り込んでなにやら交渉を始め、しばらくするとビニール袋にいっぱいのふかし芋を手に出てきた。

「おいしいから朝ご飯に頂戴!って頼んだの」

うーん、なかなかやるなぁ。

theme : 韓国旅行
genre : 旅行

tag : 韓国 刺身 一人旅 粟浦

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Secret

전어(コハダ)って日本にいたときは食べたことないって言うか
名前すら知らなかったんですけどv-7
全州ではコハダの刺身ってあんまりっつうかほとんど
食べないんですよね。
前にやたら高い日本料理屋で刺身食べたんですけど
生臭くて全然おいしくなかったんです。
でも、ほんとに新鮮なチョノフェはとってもおいしいですよね。
チョノフェがおいしく食べられる季節も、場所も限られているので
今回おいしく食べられてほんとによかったですね~

コハダ

そうなんですよねー。
わたしもコハダって酢〆しか知りませんでした。
この時も出された時にはパッと見て「なんだか地味な刺身」とか思っちゃいましたが食べる機会ってあまりないですね。

あ、そういえば水原の刺身屋で一回食べたかなぁ。
生臭くてまずかったです(;´Д`)
自己紹介

ナグネ(旅人)

Author:ナグネ(旅人)
渡辺美巳(わたなべよしみ)
韓国の田舎を旅する、食いしん坊イラストライター。
「ご飯食べた?」が挨拶がわりの国。どこで何を食べるかは韓国を知る手がかりのはず!
gogo@jeonju.jp

呉煐玟(オ・ヨンミン)
ソウルの達人ガイド。
右下のTwitterでソウル情報や料理レシピをつぶやきます。
女性ならではの感性で個性的なオーダーメイドの旅を企画&ガイドします。
oh3047991@hotmail.com

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