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【10】バス代は700万ウォン?

粟浦を発って、つぎに目指したのは茶畑で有名な「宝城(ポソン)」という町だ。
茶畑と林の美しさでリピートしたい観光地として有名なんだとか。

ガラ空きの田舎バスには白菜をどっさり持ったアジュンマ(おばさん)やハルモニ(お婆ちゃん)が数人乗っているだけ。みんな地元の人らしい。

バス車内

乗り込んだ私に運ちゃんが「700万ウォ~~ン」と告げた。

「はぁっ!?」とおもったが黙って“700”ウォンを箱に入れる。

韓国の田舎バスの運ちゃんはコワイ。
酒焼けなのか日焼けなのか真っ黒な顔に番茶で煮しめたようなヨレヨレのシャツ。

車内にはラジオが流れているが乗客に選曲の自由はない。
大音響でメロドラマや歌謡曲を流しながら狭い農道だろうが山道だろうが爆走するのだ。

当然ながら日本のように「こすった」「カスった」といった事故は少なく、何かあった時には「大破」のレベルなんだと耳にしたこともある。


バスが走り出すと、スネさんが大声で運ちゃんに話しかけた。

「アジョッシ!(おっさん)、お客から700万ウォンも取っているんだから、どえらい富者(プジャ=金持ち)だねえ」

運転手「そんなこたぁねえよ。あんたのほうが金持ちだっぺさ」

スネさん「アジョッシほどじゃないわよぉ、ねえ皆さんもそう思わない?」
ほかの乗客たちが笑いながらスネさんに同調する。

「こんな富者様に運転してもらっちゃ恐縮だわぁ」

運ちゃんは全羅道訛り。
早口にまくし立てるスネさんとのやり取りは私には聞き取れないのが残念だが、車内は一気に笑いの渦となった。


さて、バスは15分ほどで宝城(ポソン)に着いた。

ドラマ『夏の香り』で使われた杉並木を茶畑目指してずんずん歩く。平日だというのにけっこう観光客が来ている。

杉並木とスネさん

スネさんはここでもハイテンションだ。

「ハ~~レルヤ、ハ~~レルヤ♪」

(つづく)

theme : 韓国旅行
genre : 旅行

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田舎のバス

ちょっと前まで全州のバスもこんな感じだったんですけどね~
超原始的な料金箱、バスの内装もとてもシンプルで
小汚いんだけど野菜が入った大きなポタリ(風呂敷包み)が
ど~んと置かれてるのがいかにも似合うって感じで。
700ウォンだったら安いですね。
今全州も市内バス1000ウォンですから。
それにポソンとはいいところに行かれましたね。
スネさんに会えてよかったですね^^;;

スネさんみたいな人はめったに会えませんね…。

旅日記はまだ続きます。
ちょっと忙しくて週末に更新できるかなぁ(;´Д`)
自己紹介

ナグネ(旅人)

Author:ナグネ(旅人)
渡辺美巳(わたなべよしみ)
韓国の田舎を旅する、食いしん坊イラストライター。
「ご飯食べた?」が挨拶がわりの国。どこで何を食べるかは韓国を知る手がかりのはず!
gogo@jeonju.jp

呉煐玟(オ・ヨンミン)
ソウルの達人ガイド。
右下のTwitterでソウル情報や料理レシピをつぶやきます。
女性ならではの感性で個性的なオーダーメイドの旅を企画&ガイドします。
oh3047991@hotmail.com

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